交通事故の原因については様々ですが、シートベルトの着用を
していなくて亡くなった方もいます。
平成22年交通事故の着用率を見てください。
◆運転席死者
着用 53%
非着用 44%
着用不明 3%
合計数=1069人のデータ
◆前席死者
着用 64%
非着用 35%
着用不明 1%
合計数=184人のデータ
◆後席死者
着用 30%
非着用 60%
着用不明 4%
合計数=180人のデータ
◆非着用による後席乗員の危険性について
シートベルト非着用による危険性はどのくらいあるか
ご存知でしょうか?
まず死亡率についてですが、死亡率とは交通事故で
死傷した人に対して、亡くなってしまった人の割合です。
死亡重傷率とは交通事故で死傷した人に対して
重傷以上の傷害を負ってしまった人の割合です。
どちらも高い方が、危険性が高いと考えられます。
シートベルト非着用の死亡率は0.58%、シートベルト着用の
死亡率は0.165%であり、シートベルト非着用の方が着用より
約3.5倍高くなっています。
シートベルト非着用の死亡重傷率は5.69%、シートベルト着用の
死亡重傷率は1.88%でありシートベルト非着用の方が着用より
約3倍高くなっています。
このことは、シートベルトを着用しない後席乗員は、大きな
危険性を背負って乗車していることを意味します。